地震から一月、ご無沙汰をお許しください

統一地方選挙前半戦が10日、行われ、民主党は惨敗、みんなの党の躍進が顕著でした。厚木市では40%にも満たない36.33%(前回37.43%)という低投票率で、民主党現職とネットが議席を失い、減税日本の推薦を得た民主党新人、元市長の息子の保守系無所属議席を獲得しました。毎回2万票を手堅く出す保守系現職は情勢に全く影響を受けることなく当選。
おもに、告示直前で出馬したみんなの党は次点まで得票を伸ばし、そのあおりを受けて厳しい結果だったのはネットの候補者だったことはきわめてはっきりしています。

告示日以降の4日、5日という中盤戦の時期、自民党民主党の大連立の話が新聞で報じられたり、原発事故への対応などからくる政府への批判はほとんどみんなの党が吸収したかのようでもあります。みんなの党が決して脱原発を政策に入れているわけではありませんが、2年前の政権交代を支えた無党派層みんなの党に投票することで、政権への批判を表したという意味では理解できないことではありません。

しかし、私が応援した相模原の仲間の無所属の候補者もこの流れの中で次点となり、残念な結果となりました。選挙をただ勝つという意味では結果がすべてかもしれませんが、厚木市長の長男氏が告示直前にみんなの党から相模原で出馬し、当選されたということにはそんなに安易に勝利を得てよいのかとの想いが拭い去れません。

いずれにせよ、後半戦まで、戦いはなお続いています。