ファミリーサポート

 すでに多くの市民が利用して定着している「ファミリーサポート事業」、厚木では私が一番最初に市議会で取り上げたのですが、それは1999年の6月の議会のことでした。当時質問するときに心配したのは、市長が小田原市長にライバル意識を持っているという情報で、「すでに小田原が始めている事業だから、やりたがらないのではないか」という職員の声でした。
 ちょっとありえないかもという感じもしますが、いっぽうでありそうかもとも思えてしまうのが現実でした。さいわい、その後すぐに検討が始まり、運営形態も「直営」という力の入れようで、発足できたのでした。
 運営形態が直営というのはメリットとしては、事故や事件に対する補償の安心度合い、ということにあったと思います。しかし、昨今の行政の不正のニュースを聞くにつけ、そうした安心が失われていくようで残念でなりません。
 また、融通を利かせるという意味で、受付時間が役所と同じ時間帯というのもそのへんは改善していくのがいいとも思いますが。