保健福祉審議会を傍聴

 明日、6月定例会・本会議の最終日、議案や陳情に対する採決が行われます。今日は、厚木市保健福祉審議会が開かれることを知り、傍聴に参加してきました。
 公開で開かれている審議会では、総合計画の個別計画となる、各種の計画について概要の確認などを行っています。今日の段階では、答申に至る内容のものはありませんでしたが、さまざまな意見を拝聴することができて勉強になりました。
 また、75歳以上の高齢者への人間ドックに対する助成打ち切りについて、質問がありました。これについては、厚木市は助成を打ち切らないという立場でしたので、堂々と職員が答えていました。県内では4市が助成を継続するということでした。もともと、助成を行っていない自治体もありますが、後期高齢者医療制度が始まったことによって打ち切った自治体も多くあり、報道されていた問題でもあります。
 そのほかでは、健康21の施策の中間報告の中で、学校給食についてもいくつか意見があり、その大切さを唱える意見なども印象的でした。

 各種審議会に議員が参画しないようになってすでに10年以上がたっています。議員が参加しているとどうしても議員中心に発言が偏る傾向があり、また、答申に絡むようなケースでは事前審査にもなりかねないため、参加の制限は基本的に正しいはずです。
 しかし、傍聴が自由だとはいえ、委員として委嘱を受けていないと、審議会を覗くことは議員の意欲に任されます。傍聴人数の制限の課題などもありますが、議員は各種審議会の傍聴をして、情報を得る必要はおおいにあると思います。