質問断念

今日から12月定例議会が始まっています。議案では、後期高齢者のためと称して新しい保険制度を作ろうとするとんでもない制度改悪にかかわる議案が出ています。これは法律に基づくもので、広域連合という新しい自治体を県下に作ることに伴うものなのですが、国民健康保険がなぜ破綻をしているのか、保険はどうあるべきなのか、税金では何をするべきなのか、という本質的な議論を経ずして、いくら新しい制度を作っても、結局は「受益者負担」「応益負担」というかたちでの負担増が待っているだけです。

しかし、こうしたことに私は異議を唱えて去る9月議会一般質問でも取り上げましたが、その時点では公開できる情報はまったくなかったに等しい状況でした。その3ヵ月後にはもう議案です。この非公開性ひとつとっても許せない話で、高齢者への負担増から来る反発を恐れて密室で進めてしまおうという考えが明らかです。

さて。でも、私はやっぱり明日が手術になってしまいました。よって、今議会は質問を休まざるを得ません。ご心配、ご迷惑をおかけします。手術は小腸の潰瘍を取り除く関係の「回腸部切除術」その他になります。申し訳ありませんが、今しばらくお許しをいただき治療に専念をさせていただきたいと思います。医療のさまざまな問題点を実体験しながらある意味でいい勉強もさせていただいています。

来年すぐに予定されている市長選挙から、春の統一地方選挙(県知事、県議会議員選挙)、夏には政権交代をかけての参議院選挙と厚木市では市議選もあり、ハードな半年を迎えようとしています。一日も早く、戦列に復帰できるようにがんばりますので、よろしくお願いいたします。