したたか与党に負けるな

 「共謀罪」について、与党が民主党案を丸呑みして、一転して成立の可能性があると報じられています。少なくとも、論議を尽くすという一点からしても、まったくお粗末極まりないものですし、与党案の取り下げの根拠も明確に伝わりません。一度提出した法案のどこに問題があったというのか。まずは、その点を明らかにし、場合によっては責任問題に発展させるべきです。このままでは、単なる政治工作上の都合で法律が制定させられるという、民主主義にとってあるまじき国会運営となることは間違いありません。 
 
 法案そのものの問題点などは、多くの有識者が語ってくれていますし、各種雑誌などを見れば、まったくそのとおりとうなずけるものばかりです。終盤国会は、そうした与野党の駆け引きの中で動いていますが、民主党は政権獲得をめざすのであれば、常に国民とともにあって欲しい。永田町の中論理、駆け引きの中に埋没すれば、自滅の道だと私には思えてなりません。

 一般質問は通告が18人だったので13日の火曜日まで行われることになりました。今回は一般質問以外にも、陳情も多数出ており、(詳細は追って)報告することが多くなりそうな気配です。

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 父は元気に退院してきました。脳梗塞の後遺症で歩行に若干困難があり、失語症のため、会話がうまく成り立たないことがあります。今まで一人暮らしをしていましたが、さすがにそれは無理だということで、私の自宅で「同居」が始まりました。会話が、聞いたことには「いや」とか「そうだな」とか答えるのですが、時々「要するに」とか言って次に何を言うのか待っていると、結局何も出てこないという感じなので、本人もだいぶストレスを感じているようです。
 介護認定がいつ出るのか。症状の固定化を待って、先日聞き取り調査がありましたが、はたしてこれでどのような認定の判断がされるのか、大変興味があります。一番最初に病院のケースワーカーさんの説明で「認定は軽めに出ますから」といった言葉は忘れられません。みんなにきっとそう説明していることでしょう。「軽めの認定」とは何ぞや?
 以上、近況報告でした。ご心配をおかけしています、みなさま、とりあえず、元気です、ご安心くださいね。