市立病院

市立病院の職員と話を先日したのですが、医療現場はきちんと患者対応することを絶対におろそかにできないので、そうした意味でそのことのみに時間も意識もとらわれていて一切の余裕がないように私には感じられました。ですから、厚生労働省が考えているような医療改革は、やはり現場と乖離していると、私はまた感じたのです。詳しくは述べられないのですが。

月末に、脳梗塞で倒れて入院している父が退院してきます。医療と介護の問題はまさに日常です。医療「改革」、ゆらぐ国民皆保険制度の流れの中で、その犠牲になるのは結局は高齢者自身に他ならないと思います。そうした社会にゆがみを感じないことは、国家自身が重病になっているといえます。