決算委員会が

終わってどっと疲れが出てしまいました。質問の準備も含めればかなり時間を使いましたが、体力などを考慮して質問を約30問に絞り、その中でもさらに自分の中での重点を決めて取り組みました。事前のヒアリングで、実際はほぼ目的を達成したテーマもありましたし、決算審査だけでは十分ではないので引き続き調査を必要とするものもありました。ヒアリングで目的が達成、というのは、担当者のそれぞれの仕事に対する理解度や思い入れなどがよくわかった、ということです。いくら予算がついたところで、仕事の実行者たる市職員がどういう気持ち、モチベーションで仕事をしてくれているのかというのは大切だと私は思っています。貴重な税金を使って、公務に携わる優秀な職員を「育てて」いくという意識です。議会でのチェックという仕事を担うわたしたち。決算は私にとっては一番大事な仕事のひとつだと思っています。これまでも、ムダな事業の縮小や不用額をなくすように、などの提案が取り入れられていますが、今回提案した決算の改善はどのくらい取り入れられるか、注目してみたいところです。詳細については、定例会最終日(10月5日)・本会議終了後に作成予定のレポートなどでも明らかにします。

しかし、私の考えている大前提は、議員が指摘する以前に改善が図られるような「職員の側からの改革」は不可能なのだろうか、というテーマがあるのですが、いかが思われますか?

委員会終了後、写真が大好きな、カメラのセミプロ(?)のような知人と懇談。最近、カメラではなくデジカメで手軽に「写真」が撮れるようになったことについて、なるほど、と思う至言をいただいた。カメラ、で写真を撮ればお金がかかるから、頭で考える、この構図でいいのだろうか、この写真を本当に撮る価値があるのだろうか、と。デジカメでは、この「頭を使う」という作業が不要になる、というのだ。とりあえず、撮っておいてもいいわけですからね。なるほど! でしょ?