三日目

一般質問の三日目。

全体を通した感想。

大雪対策については多くの議員がテーマにしました。でも、私としては、どうしても言いたいことがあり、そのことを誰も言わなかった。

それは

マニュアルがないと動けないのでしょうか


ということ。

想定外のことだった、というのはあったとしても、また、マニュアルは改訂すべきでしょうけれども、組織の弱点として、本来市長はそこをまず第一に自己批判すべきです。

秦野市の広報が優れていた例も、複数、紹介されていましたが、秦野市のマニュアルが優れていたからとかいう話ではないでしょう、と。

マニュアルがない中、まだ雪が降りしきる時間に職員を動員して駅周辺を雪かきさせていた。

発想の相違こそが問題なのであって、私は全ての遠因は、賀詞交歓会の市長発言の長さに表れている、トップの判断のレベルの問題とみています。

職員の自発的で自由な提案が、風通しよく取り上げられる環境は、はたして保証されているのか、市長はそこに注意を払っていたのであろうか。ということを、申し上げなければなりません。おそらく認められることはないでしょうけれども。それでも言わないことは罪になると思います。

主君にたいして、諌め続ける軍師、というのは多くは悲劇的結末を迎えていますが、歴史小説を少しでも読んでいたら、やはり、言うべき批判、は嫌われても言わなければならないことはわかります。


そういった意味では、一般質問では実をとる質問が多く、批判については弱かったという印象があります。そのあたり、私は物足りなく感じてしまいます。


昨今の、批判だけするのは無責任、という風潮も後押ししているのかもしれません。