出番が終わって

niginigi32013-03-01

 2月定例会一般質問、最初の7人が終わりました。
 救急搬送、については軽傷などの対象者の搬送に対する対応や救急車が全車出動していたようなケースについてなど、を質問しその内容を市民に広報すべきことを訴えました。

 予定していた質問のうち時間の関係で1つできなかったものがありましたが、時間配分上やむを得ず、でした。

 行政改革について、はやはり提案を通すだけの根拠性がこちらにも薄かったのでしょう。秘書業務の委託、は一般論として管理部門の委託が可能かどうか検討する、というような答弁で逃げられました。それでも、まったく可能性がないとされるよりはましだというべきなのでしょうか。

 市長の答弁が入ってその分想定外であと1つの質問を省かざるをえませんでしたが、政策部が仕切りすぎになることについて、疑問だという立場を明らかにしたことのみ、次につなげる自分自身のモチベーションにしたいと思います。


 総合計画、はたぶん、まだ藤沢的な感覚のほうが少数派なんでしょうか。理事者側に、少しでも理解者がいると違うのかもしれませんが、現状では「今の」総合計画は反対だけど「違う」総合計画ならば賛成、というスタンスの人のほうが多いのかもしれません(詳細後述)。

 研究していきたい課題です。

 
 4月人事廃止、は再質問ができませんでした。しかし、これらのテーマは間接的にではあれ委員会の予算審議の中でも取り上げることもできるので、そちらの場で。

 副市長問題(詳細後述)。厚木市の現状、実情では実質的に1人でいいのではないかという考え方について。なんか、タブーに触れてしまったような雰囲気の下、見事玉砕した感がいたします。市長の、誰かチクったやつがいるのか(意訳、若干誇張)、的な答弁がありましたが、そんな話ではなくて、もっと建設的かつ将来にわたってプラスになる考え方を提案したつもりなのでしたが。

 男女共同参画、も部長答弁が一度入っただけでも上出来でした、時間がありませんでしたから。問題意識が共有(?)できたらそれだけでも。

 のちの質問者の、体罰についての立場や見解とはずいぶん違うな、そんなに教育委員会を擁護、エールを送る気持ちには到底ならないな、と思いながら聞いていました。男女共同参画、にしても、もっとこれまでの当たり前、とされていた私たちの生活、思想そのものを疑ってかかる姿勢がなければ世の中の在り方を変えることにはならないのではないか。保守だとか革新だとかの話ではなく、共通項を探るために、色眼鏡をかけず、議論を深めていきたいものです。

 画像は昨日撮った相模大橋から見たあゆみ橋、いまも引き続き河川を広げる工事が行われています。

 来週も議会日程はぎっしり詰まっています。気温が少し高くなり既に早いもので3月。春一番、も吹きました。強風で控室の窓が音を鳴らしていました。三寒四温の季節、体調管理に気をつけてしっかり仕事をしましょう。


■総合計画、と副市長体制(3月2日追記)
 総合計画については、地方自治法の2011年改正で総合計画基本構想について、議決をするとした部分が削除になり、総合計画をどのように定めるかは自治体の判断にゆだねられました。

 単純に言いまして、総合計画は10年以上の長期計画。財政事情がどこの自治体も苦しいという時代にそもそも必須である意味がないというのが第一。その上、こうした計画の策定にはほとんどの場合手慣れたコンサルが関与します。市民参加や市民協働という形をいくらとっても「無難な」計画が出来上がっていきます。市長の都合が色濃く反映するのも当然です。私から見ますと市長のマニフェストに沿った政治計画、に類するもの、とも言えます。

 すでに厚木市の場合は総合計画(基本構想)を議決していますし、自治基本条例にも定めもあるため、藤沢市が総合計画を長期計画として定めないとした状況とは異なるものの、在り方を考える必要性を否定すべきなのでしょうか。

 副市長体制については、2人にするならば、庁内対策は1人、もう一人は渉外、広報、市民対応、など分野を分けるべきでは、と持論を述べておきました。かつては1人副市長時代に、市長を支えるには2人にすべきと発言もしてきましたので、そのことはもちろん踏まえたうえでの主張です。かつては2人にするべきと言っても、もう一人はたとえば女性を充てるとか、民間登用とか、そのように思っていました。

 現在の2人体制が、スリムでスピーディーな行政にとってはかえってメリットを喪失しているのではないかという危惧からの提案でした。人事についての判断は市長の専権ですから、これもまた考え方について、議論をしたかったのでした。

 以上、補足で追記しておきます。