予算を見て

niginigi32013-02-14

 今日、臨時の全員協議会で予算の概要説明がありました。気づいた点については議会で質疑しますが、いろいろな機会を通じて問題提起はしていかなければなりません。

 市制60周年記念事業費に99万9千円というなんとも不思議な予算がついています。市制60周年記念事業としてはほかに(仮称)地域ふれあい都市宣言推進事業費(95万円)もあります。市制施行記念日を大切には私の重要な主張の一つですから予算化はありがたいものとも言えますが、しかし、細かく細かく削りに削って捻出した予算で、これをやらなければならないと知る切なさよ。

 そもそもの話、予算編成方針について、いつまでたってもホームページ上にアップされず(もうされてますかね?)、異例な事態を感じさせたこともあります。緊急度の高い事業に意識が集中しているのか、懸念されるところです。

 一般質問通告を済ませました。おそらく3月1日(金)の午前中3番手、11時からでしょう。
 内容は、救急車の搬送の実態について、をひとつのメインに、そして行政改革についてという題目で管理部門の縮小を求めて質問します。現場にしわ寄せがされて管理部門が仕事を増やすというのは本末転倒、という趣旨で具体的な中身としては秘書業務の委託化を提案。副市長の1人体制化も。また、同趣旨ですが、総合計画は全く必要性を感じなくなっており、その観点で1つ(今日の写真は先日9日付神奈川新聞1面、藤沢市で総合計画を見直す動きがあることを報じたもの。おおいに参考になります)。さらに、人事異動を3月にするのも、貴重な人材の育成という観点を重視しているものとは思えず、廃止を訴えます。ムダ、というのは一体何か。おもに何によって生まれるのか。
 また、時間が許す範囲で、昨今の「暴力」関連の問題、私の持論展開ですが、男女共同参画に絡めて、これもまた1つ。

 その他については予算提案時の質疑と委員会で、思い切りやらせていただきたいと思っています。

 
■議会運営委員会その他

 今日は議会運営委員会、臨時全員協議会、議会のあり方検討会、代表者会議、中心市街地活性化協議会、経理責任者会議、広報広聴特別委員協議会、などという会議の連続で、脳みそはウニのように。

 通年議会を目指して、動き出し始めます。こうした改革は、議員28人の総意となりにくい面があります。つまり、少数意見としては必ず異論が存在します。異論があることを認めながら、多数の意見を尊重し、前進をさせ修正を経て、よりよいものに形を作る、そうした過程が大切だと思います。

 私が考える議会改革のほんの一部しか俎上に上がっていませんが、それでもかつてを思えば大前進です。このあたりは新人の、若手議員の仲間には、わかっていただけない部分でしょうなあ。私自身がすでに古くなりすぎていることを自覚していますから、だからこそ、自己肯定的に仕事をするわけにはいかないわけです。