自治基本条例の運用状況点検結果

niginigi32013-01-07

 議会では様々な議論がありますが、市民にその殆どをお伝えできません。画像は、議会でも度々議論になる不法駐輪の様子。12月議会でも一般質問で取り上げた議員もあり、しかも自転車安全促進条例の審議もあり、でも実態が変わるまでには大きなギャップがあります。市民にその議論を伝えたところで、「議論はいいけど、結果を出してよ」と言われかねません。

 今日、自治基本条例の担当者と話す機会がありまして、条例の運用状況点検結果報告書の内容について、いくつかの意見を申し述べました。一般質問の時間は年4回、1回あたり往復50分しかありません。それでは、おもなテーマについては取り上げられますが、全般にわたってのチェックには届かないというのが実態、実感です。条例ができても、市民参加や市民協働のレベルは上がったと言えるでしょうか。市民的にも、あるいは行政としても、どれだけそこに意識を置いて、仕事をしているか、日常生活を営んでいるか。点検報告書を読んで、形式を整えることに重点が置かれているような気がしてならなかったのでした。

 もうまもなく、あっという間に2月議会がやってきます。議会の果たす役割は本当に重要になってきました。一昨日の賀詞交換会のあと、集った人たちからは厳しい議会への批判も聞かれました。耳に痛い言葉を頂戴することはありがたいことです。仏の顔もなんとやら、そうそう甘えていては許されじ。