大学

田中文部科学相の判断が批判されています。
私は大学の現状は異常であるという認識はかなり共有できるはずであると思っていまして、今回の判断は正しいと思います。
問題にすることすらできなかったマスコミなどに、批判される筋合いはない。
学生集めとカネ集めに追われ、大臣がまさに言う通り、質の低下こそが最大の問題。


競争激化で教育そのものは危機に陥り、生き残りをかけて家庭における教育への支出、投資は嵩んでいきます。しかし、その投資に見合う回収ができる条件がかなり厳しいので、経済的には成立しません。


認可のシステムそのものを問題にできなかった責任は同時に問われなければなりません。文部科学省の関係当事者の処分も行うくらいの覚悟が必要でしょう。