中小野党という呼称

「主要」政党とか中小野党という書き方を報道でするようになったのが気になってしかたがありません。


そうした呼び方は固定概念を植え付けかねず、考えものでしょう。意図、を感じられます。まあたしかに、マスコミには意図はあるでしょうが、あまりに公平さを欠く表現には敏感になるべきです。



言葉、表現の問題は軽視してよいものではなく、中身を表すわけですから、曖昧にしたくありません。今日の議会でも決算の指標や条例の条文解釈など、こだわりを持って質疑に立ちました。

市民協働推進条例やセーフコミュニティー推進条例、について、実はそもそもあまり条例化の必要性を感じてなくて、定義がお好きなのよね、というような軽口のもとになっている懸念があります。当局は、とくに推進をしたいがゆえに自己肯定的に陥りやすいはず。


議会審議、私は市長がいる本会議の質疑は重視しています。条例の審査は委員会でやればいい、と昔だったら野次が飛んできたものですが、本会議での質疑は全議員が共有でき、三役はじめ所管以外の理事者とも共有できます。質疑の向上のために、積極的に挙手してもらいたいものです。質疑についてのいろいろな周囲からのコメントは、技術向上の肥やしです。

短くても、単発でも、いいのです。発言の権利、資格があるということを、自覚しなければなりません。拙くても、たたかれても、ピンボケでも、主張せよ!です。


病院建設工事に係る、20億円強の即決の補正予算(継続費)にも、たくさんの質疑を予想してましたが、私だけ?で、驚きました。

即決にして早く工事発注に結び付くように、とは議会の意思でしたので、もちろん、質疑なしでもそれほど批判の対象になるとまではいえません。が、しかし。

やはり、20億円の追加補正の即決議案について、正規の質疑経過の記録がないというわけにはいかないはずです。議会側が、道筋を作ったからこそ、きちんと質疑をして、責任を有することを事実上宣言する必要があるのです。

想定外の事態は起こりうるもの。病院建設にかかる工事の入札の不調も、よもや、と思いました。全員協議会で報告される契約も、たしかに厳しい事態がいまもなお続いていることを示しています。安く契約できるに越したことはないですが、疎漏なきよう、期待したいです。

景気も改善されますように。



セーフコミュニティー推進条例、は所管が違うと思いこんでいまして、縦割りの直接的弊害を感じました。いずれにせよしっかりモチベーション維持を。自らに意識化させるために。