厚木市長選挙

現職市長が4選出馬をすることに対して、今のところ正式には対抗馬が存在していません。
来年の1月末の投票日となる選挙ですから、現時点では無投票になる公算もあります。
もとより、現職市長は当時の「新進党」推薦で、当時の現職を応援していた前・故亀井善之衆議院議員とはあまりいい仲とは言えないようでした。しかし、先の衆院補欠選挙で市長が自民党を正式に応援する意思表示をしましたから、今回は構図に変化があるかという見方もありました。
私も前回市長選挙に挑戦しましたが、自民党公明党が現職を応援していましたから、それはなかなかの壁。
今回も「相乗り構造」そのままの構図で行くのかどうかはそもそも対抗馬がなければ話にはなりません。民主党の「相乗り禁止」は知事選挙や政令都市などの首長選などに限られるという解釈をすると、厚木クラスでは相乗りは問題にはならないかもしれません。
しかし、統一地方選挙を目前に控えた時期に、本来は知事選挙でも来年は対決構図が必至なのに、直前の市長選挙が「相乗り」では低投票率は当たり前。
厚木の場合は、ありえる構図のパターンが「保守分裂」。利権をめぐる暗闘が続いているといえるのです。こうした構造そのものを変える力をどう育てるかを考えて行動しなければなりません。
さまざまな動向に注意しつつ、市民の力で政権交代を実現するための準備を急ぎたいところです。